アルダー材は床としても最適!特徴・性質・お手入れ方法などを総まとめ!
アルダー材は主に、アメリカ西海岸原産のカバノキ科の広葉樹で、硬くて重い木が多い広葉樹の中では比較的柔らかく、乾燥後の安定性もあり、加工性に優れ塗装の仕上がりも良好な木材です。
加工のしやすさから主に、
- 家具材
- ドア材
- 彫刻材
- 造作材
として昔から使われてきました。
アルダー材は。。
- 美しい見た目
- 長く楽しめる落ち着いた経年変化
- 木の温かみを感じる肌触りの良さ
などを楽しめることで人気の木材です。
主に家具としての利用が人気のアルダー材ですが、今回は床材(フローリング)としての魅力を紹介したいと思います。
アルダー材の床の特徴・性質って?
アルダー材に限らず、
無垢材は、丸太から切り出したままの自然な状態の木材のことをいう
ので、一般に共通することですが、接着剤などの化学物質を使っていないのです。
ですので、安心して使用でき、木本来の暖かみや優しさを感じることができます。
また、無垢材の床材は。。
- 断熱性が高い
- クッション性が高い
- 肌ざわりも良い
のでフローリングには最適です。
アルダー材の床材のメリットってなに?
無垢材の特徴である
- 天然木の木目
- 節の美しい見た目
- 経年変化により落ち着いた風合い
- 木の温かみを感じる肌触りの良さ
から、裸足で歩くと、とても気持ちがいいのです。
アルダー材は、比較的柔らかい木材なので硬すぎず、適度なクッション性があり快適です。
アルダー材を含む無垢材は、調湿作用を持っているので、湿度が高い時期は、水分を吸収し、乾燥する時期は、水分を放出してくれますので、一年を通して快適に過ごせます。
アルダー材の床材のデメリットってなに?
アルダー材は、柔らかくクッション性がある反面、柔らかいため、傷がつきやすいので、重いものや硬いものを落としたりすると、跡が付いたり、椅子の跡が残ったりします。
また、アルダー材は、加工の際に表面塗装をされていますが、若干、水に弱い傾向があります。
調湿効果により、水を含むことで膨張し、反りを起す場合もありますので、注意が必要です。
アルダー材は、湿度が高くなりがちなキッチンやトイレ、脱衣所には、不向きといえるでしょう。
アルダー材を含む無垢材は、最近、人気の床暖房に使えないものがあります。
無垢材で、床暖房に対応した製品もありますが、価格は高くなる場合が多いです。
アルダー材の床材のお手入れ方法は?
普段のお手入れは、ほうきや、フロアモップでのお掃除で大丈夫ですが、汚れが目立つところや、飲み物などをこぼしたときは、固く絞った濡れ雑巾でふき取りましょう。
木と木の間の溝にたまったゴミは、定期的につまようじなどの細いもので取り除きます。
頑固な汚れの場合は、サンドペーパーで削った上で、表面塗装に合わせてオイルやワックスなどをで仕上げましょう。
アルダー材の床材についてのまとめ
今回は、色々な用途で人気のある、アルダー材の床材(フローリング)としての魅力についてご紹介いたしました。
原産地の北欧では、「神聖な木材」とされるアルダー材は、美しい見た目、落ち着きのある経年変化、木の温かみを感じる肌触りの良さと、柔らかさなどの特徴から、リビングや子供部屋などにおすすめの床材です。
特に明るさと、柔らかさから、女性の人気が高く、床材に使うことで、爽やかで優しい空間を演出します。
また、床材は、量を必要とするので、価格がお手頃なアルダー材は、お財布にも優しい木材といえるでしょう。
新築、建て替え、リフォームなどを検討されている方は、ぜひ、アルダー材のフローリングも選択肢にいれてみてはいかがでしょう。
最後まで、お読みいただきまして、有難うございました。
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