桜材ってどんな家具に使われているの?経年変化・塗装について総まとめ!
この記事では、桜材が使われている家具についてご紹介していきます!
家具は、色々な木材で作られていますが、
- その家具がどのように使われるのか
- 長年使えるものなのか
- 長く使っていくとどのように変化していくのか
などで、素材の選び方が変わってきます。
私たちが、何気なく使っている家具が、どのような木材で作られているかご存知ですか?
桜材は、国産で、とっても優しい木目が特徴で、経年変化によって、また、違った表情を生み出します。
そして、自分好みに塗装するなら、きちんとした塗装方法を知っていると、桜材の本来の良さを損なわずに仕上げることができます。
桜材が使われている家具、経年変化、塗装についてまとめてお届けしますので、最後までごお読みください。
桜材はどんな家具に使われているの?
桜材と聞くと初めに思い浮かぶものが「ブラックチェリー材」ではないでしょうか?
ブラックチェリー材と桜材は、とっても似ていますが違いといえば・・・
桜材
産地→日本
色合い→淡いピンクのような落ち着きのある色合い
ブラックチェリー材
産地→北米
色合い→赤褐色
どちらも綺麗な赤みを帯びた色合いをしていますが、桜材の落ち着いた色合いで作る家具にはどんなものがあるのかご紹介していきます。
- おしゃれなコタツテーブル
- キャビネット
- アームチェアー
よく見ると、少し赤みがかったような色合いをしているのが、わかるかと思います。
滑らかな肌触りと、高級感のある桜材の家具は、経年変化も楽しめて、長く使える家具なので、お部屋に一ついかがでしょうか!
桜材ってどのように経年変化していくの?
新しい状態の桜材は、淡いピンクのような、薄く赤みがかった色をしていますが、年月が経つと、徐々に、オレンジ味がましていき、深みのある綺麗な茶褐色へと変化していきます。
右側が、経年変化後の桜材ですが、深みのある綺麗な茶褐色へと変化しています。
桜材は、使い込むほどに、色合いに深みがましていく木材で、その違いは、見た目ではっきりとわかるくらいまでに変化します。
桜材の経年変化は、色合いだけでなく、ツヤや風合いも増していく木材です。
桜材には、「リップルマーク」というものがあり、経年変化するごとに、光沢がましていきます。
角度によって、表情が変わって見えるのも特徴の一つです。
そして、リップルマークが現れる木材は、銘木と呼ばれ、希少価値の高いものになります。
高級家具などに、使われることがあります。
桜材にあう主な塗装方法は?
桜材には、オイル塗装がおすすめです!
オイルといっても、ワックスのような膜を作るものではなく、オイル塗装は、木材の表面には、塗膜を作らず、木材に浸透していきます。
木材の呼吸を妨げることなく、湿気の多い日には、湿気を取り込む吸湿性や、晴れた日には、湿気を外に出す放散作用などの木本来の性質を生かすことのできる塗装方法です。
また、キレイに手入れをすることで、経年変化とともに、より深みが湧いてくることが実感できると思います!
桜材のお手入れ方法とは?
ずっと長く使える桜材ですが、放置したまま使い続けていくと、シミがついたり、傷ができてしまいます。
長く使えるように、桜材を選び、経年変化を楽しみたいのに、汚れや傷が目立ってしまってはもったいないですね。
そこで、自宅でできる桜材の簡単なお手入れ方法をご紹介していきます!
準備するもの
- サンドペーパー
- 乾いた布
- 仕上げ用オイル
手入れ方法
- 傷の気になる箇所から、まんべんなくサンドペーパーをかけていきます。
- 粉塵やホコリを、キレイに拭き取ります。(オイル塗装をする面をキレイな状態にしてください)
- オイルを、まんべんなく、塗り込んでいきます。
- 最後に乾いた布で、木目にそってオイルを抜いていきます。
- 1日ほど放置すると、オイルが馴染んできます。
- 完成!!
自宅でも、簡単にお手入れすることができるので、ぜひ、試してみてください!
また、直射日光の当たる場所に、長時間家具を置いておくと、変色、ひび割れの原因になりますので、直射日光を避けて、家具を置くか、レースのカーテンなどで、遮ることが必要です。
桜材についてのまとめ
桜材ってどんな家具に使われているの?経年変化・塗装について総まとめ!をお届けしましたが、いかがでしたか?
桜材は、国産の木材で、高級家具などに使われています。
淡いピンクのような赤みを帯びた色合いがとってもキレイです。
そして、経年変化を楽しみながら、長く使っていく家具として、大切にしていきたいので、お手入れも欠かせません。
傷がついたから買い替えではなく、ぜひ、ご自宅で、お手入れをしてみてください。
傷がひどい場合は、専門の職人さんにお願いすると、キレイに仕上げてもらえますので、一生物の家具として、大切に使っていきましょう♪
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません