イタヤカエデ材ってどんな木?種類・特徴・使われる家具を総まとめ!

2022年5月15日

今回は、「イタヤカエデ」について、ご紹介していきます。

イタヤカエデは、日本で最も大きく成長するカエデとして知られています。

そして、たくさんの変種があり、それぞれに和名別名が存在します。

イタヤカエデの木は、公園や庭などに植えられていることもあり、大きな木なので、いい加減に剪定されているものもあるようです。

カエデは、紅葉(こうよう)する樹種として知られていますが、こちらでは、イタヤカエデの種類・特徴・使われる家具についてまとめました。

ぜひ、最後までご覧ください。

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イタヤカエデ材ってどんな木?

イタヤカエデは、カエデ科・カエデ属の広葉樹。

  • 産地:北海道から九州まで幅広い範囲に分布
  • 別名:トキワカエデ(常盤楓)

イタヤカエデは、日本全国に分布しますが、特に多く生育している場所は、東北や北海道などの寒い地方の山地に多くあります。

また、アジア大陸の東北部や朝鮮半島にも自生が見られます。

秋に黄色く変わるカエデの代表ですが、基本的には、秋も緑色を保ち、落葉直前のみ黄葉(こうよう)します。

寒冷地ではキレイに紅葉するそうです。

庭や公園などに植えられていますが、大きく成長する樹種なので、その大きさゆえに、いい加減に剪定されている場合が多くあります。

 

「イタヤカエデ」という名前の由来は、大きな五角形の葉が、空を覆う様子を、板葺の屋根に見立ててつけられたそうです。

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イタヤカエデってどんな種類があるの?

イタヤカエデは、育成地が広いため、変種が多く存在します。

  • オニイタヤ
  • アカイタヤ(ベニイタヤ)
  • エゾイタヤ
  • イトマキイタヤ
  • エンコウカエデ
  • ウラゲエンコウカエデ
  • ウラジロイタヤ
  • 双子山
  • 秋風錦
  • 常盤錦

こちらは一部ですが、日本には、20種類のカエデがあり、公園や庭園で観賞用として植えられていることが多く、園芸品種もあります。

イタヤカエデは、4月〜5月頃に花を咲かせ、雄花(おばな)と雌花(めばな)があります。

その花が目立つため、イタヤカエデのことを「ハナカエデ」「ハナノキ」と呼ぶ地方もあります

そして、イタヤカエデとは別に「ハナノキ」という種類も存在し、こちらは、長野県・岐阜県・愛知県の県境地域と、長野県大町市のみに自生する日本固有のカエデの一種です。

カエデ材の種類は、沢山あるようです。

イタヤカエデ材でなく、カエデ材についての記事も別にございます。

是非、ご一緒にお読みください~⇩

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イタヤカエデ材ってどんな特徴があるの?

 

  • 色調:やや紅色を帯びた白色〜淡紅褐色
  • 肌目:精
  • 木理:不規則
  • 加工:難しい
  • 比重:0.58〜0.65
  • 耐久性:中庸

カエデ材には、軟硬な木材と、重厚な木材の2種類がありますが、イタヤカエデの場合は重厚な木材にあたります。

イタヤカエデ材の心材と辺材の色の境はほとんど無く、年輪は、やや見えにくいとされています。

木理(もくり)は不規則ですが、美しい杢(もく)を持つことが多く。。

  • 縮れ杢(ちじれもく)
  • 波杢(なみもく)
  • 鳥目杢(ちょうがんもく)

などが見られます。

しかし、その不規則な木目で加工は難しい木材です。

イタヤカエデ材の加工の仕上がりは、良く、耐久性は中庸です。

乾燥に関しては、困難な木材で、不十分であると狂いが生じることがあります。

また、塗装や接着性は良いのですが、色ムラが出ることがありますので、丁寧な作業と注意が必要です。

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イタヤカエデ材ってどんな家具に使われているの?

イタヤカエデ材は。。

  • 健具材
  • 建築内装材
  • ピアノなどの楽器
  • 器具材
  • 運動器具
  • 漆器木地
  • 薪炭(しんたん)⇒たきぎとすみの燃料一般のこと。

など、様々なものに使われています。

美しい縮れ杢(ちじれもく)や波杢(なみもく)、鳥目杢(ちょうがんもく)が現れるものがあり、工芸材料としても使用されます。

  • 一枚板テーブル

イタヤカエデ材は、重厚感のある一枚板のテーブルでも、リビングダイニングや、和室や洋室、どちらも合いそうなデザインです。

一枚板のテーブルは同じものはなく、色・形・木目など、微妙な違いで、自分だけのオリジナルデザインとして、長く使うことができますね!

  • テレビ台

イタヤカエデ材は、明るい色合いの木材なので、どんな部屋にも合わせやすく、北欧風なインテリアにも合いそうなデザインです!

シンプルなデザインと、重厚感もあるので、長く愛用できる家具となります。

また、他の用途として、道具の柄の部分床材としても幅広く使用され、材質は硬く、摩耗に強いので、スキー板としても使用されています。

イタヤカエデ材に現れた縮れ杢(ちじれもく)や波杢(なみもく)の出た材に関しては、バイオリンの裏板に使われ、また、ピアノのアクション材には欠かせないものとなります。

そして、素直な木目のイタヤカエデ材は、ハーモニカ材としても珍重されています。

木材業界や家具業界では、国産のカエデは、カエデ材、イタヤカエデ材と呼ばれているそうです。

イタヤカエデ材は、植物学的には、カエデ科イタヤという名前になります。

木材名は、イタヤの名前でとおしています。

イタヤカエデ材は、「イタヤ」という名前でもよばれているようです。

同じ木材ですが、「イタヤ材」についての記事もございますので、是非、イタヤ材についてもっと知識をひろげてみましょう⇩

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イタヤカエデ材についてのまとめ

「イタヤカエデ材ってどんな木?種類・特徴・使われる家具を総まとめ!」についてお届けしましたが、いかがでしたか?

イタヤカエデ材は、樹木としては、公園や庭園などに植えられていて、寒冷地では、秋になると黄葉(こうよう)をキレイに見ることができます。

大きく成長するイタヤカエデの木は、剪定が雑になってしまうことがあるようなので、形がまばらになっている木が多いかもしれませんね。

また、木材としては、美しい木目を利用した家具楽器などに使用されていて、硬い素材なので、運動器具道具の柄の部分に使用されています。

家具としては、表面の美しさやキレイな色合いから、どんな部屋のインテリアにも合わせやすいかと思います。

一枚板のテーブルの場合は、重厚感のあるテーブルになるので、部屋のポイントとなり、高級感を感じることができるでしょう。

加工に関しては難しい木材なので、DIYなどで扱うには扱いにくいかもしれませんが、家具としては、とても使い勝手の良いものになるのではないでしょうか!

ぜひ、インテリアに加えてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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木材

Posted by MOhkubo