桜は、床としても最適!桜のフローリングのメリットとデメリットを徹底調査
桜材の中には、“サクラ”と書かれているものは、本桜ではなく、樺桜の場合があります。
樺桜は、本桜のバラ科の植物と違い、カバノキ科にあたるのもになりますので、別のものになります。
しかし、カバザクラは、低コストで、人気が高くなっているようです!
今回ご紹介する桜材のフローリングは、「本桜」を使ったフローリングです。
本桜は、古くから使われている素材としては、
- 家具
- 楽器(琵琶、小鼓、リコーダー、ピアノなど)
に多く使われていました。
家具や楽器などに使われていることからして、寸法の安定性に大変優れた木材です。
木目が緻密で、優しい色合いの桜材を使った、フローリングのメリットやデメリット、使われる桜材の種類などをまとめましたので最後までご覧ください。
桜フローリングのメリットは?
本桜は、フローリングの素材としては、硬く頑丈な木材となっています。
硬い材質ではありますが、色合いは、柔らかい薄ピンク色で、木目も優しい印象を与えるものなので、床材として使っても、視覚の印象から硬さよりも柔らかさが伝わってきます。
引用:https://www.muku-flooring.jp/cherry_mutsu/explanation.html
経年変化していくと共に、淡いピンク色に、床が、赤みを帯びた茶褐色に変化していきますので、また違った印象の落ち着いた空間を生み出します。
引用:http://zaimokuyasan.blog62.fc2.com/blog-entry-303.html
桜フローリングのデメリットは?
桜材の無垢材の場合は、本来の木材の特性として、湿気を吸収してくれて、乾燥している時には、水分を放出してくれるという性質があります。
そして、無垢材は、加工がされていないので定期的な手入れが必要になります。
桜フローリングの主な種類は?
桜材のフローリングには、いくつか種類がありますのでご紹介します。
山桜のフローリング
細やかな木目に、上品な色合いの山桜は、他の桜材と区別するために“本桜”とも呼ばれます。
そして、経年変化と共に、深いオレンジ味が強くなり、茶褐色へと変化します。
ブラックチェリー材のフローリング
北米産のブラックチェリーは、高級家具材としても、多く使われていて、床材として使うには贅沢な木材です。
そして、本桜と同じ桜材ですが、経年変化していくにつれて、赤みが強くなり、深い赤褐色に変化します。
きめ細やかな木目が美しく、年月が経つと、木目がはっきりと浮かび上がってくるので、また違った表情が生まれ、経年変化を楽しむことができます。
ブラックチェリー材の特徴やどんな家具に使われているのかなど…もっと詳しく書いた記事がこちらです。
ぜひ、一緒にお読みになり、ブラックチェリー材についての知識を増やしましょう~
また、ブラックチェリー材に適した塗装方法もご紹介していますので、あわせてお読みいただくと、ブラックチェリー材の魅力をたくさん知ることができますよ~
カバザクラのフローリング
本桜とは違い、カバノキ科の種類の木材です。
カバザクラは、桜の色、緻密な木目が似ていることから“カバザクラ”と呼ばれます。
本桜よりも、白色に近い色合いをしており、和にも洋にも合わせやすい、優しく明るい印象の部屋にしてくれます。
桜材無垢フローリングのお手入れ方法は?
桜材無垢フローリングの場合は、定期的なお手入れが必要になり、しっかりと手入れをすることでキレイに経年変化し、長く使うことができます。
そのお手入れ方法とは。。。
2ヶ月〜3ヶ月に一度は、硬く絞った雑巾で水拭きをします。
床が濡れた状態が長時間続くと、形が変形してしまう可能性があるので、しっかりと絞ってから水拭きをしましょう。
もし、コーヒーなどの着色してしまうようなものをこぼしてしまっても、すぐに拭き取れば大丈夫です。
そのまま放置しておくと、シミの原因になりますので、注意しましょう。
大掃除の時、汚れがひどい場所には、専用のクリーナーを使用して、汚れを落としから、床全体に乾いた布でまんべんなく塗っていきます。
無垢材なので、ささくれが出る場合もあります。
その時に、ささくれを手で剥がしてはいけません!
サンドペーパーを使用して、馴染ませてから、オイルがはがれてしまっているので、再塗装をすると元どおりになります。
定期的に、お手入れを行っていれば、大変な作業ではないので、放置せずに、日々のメンテナンスを欠かさずに、キレイな状態を保ちましょう!
桜材フローリングのまとめ
「桜は、床としても最適!桜フローリングのメリットとデメリットを徹底調査!」についてお届けしましたが、いかがでしたか?
桜材は、高級家具や楽器などにも使われている木材ですが、床材としても最適に使うことができます。
そして、使う木材によって、部屋の印象が変わりますが、桜材の場合は、優しい色合いと緻密な木目から落ち着いた部屋を表現してくれます。
明るい印象で主張しすぎないところから、和にも洋にも合わせやすい木材となります!
また、経年変化をしていくにつれて、薄いピンク色から徐々に、オレンジ味が増していき、茶褐色へと変化していきます。
その変化を楽しむためには、やっぱり日々のお手入れは欠かせませんね!
せっかく入れた桜材のフローリングなので、キレイに長く使うために、きちんとしたお手入れ方法で、経年変化を楽しみましょう!
これからマイホームやリフォームをお考えの方は、ぜひ、桜材のフローリングを視野に入れてみてください♪
最後まで、ご覧いただきまして、ありがとうございました。
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