クク木材ってどんな木?特徴・種類・使われる家具について総まとめ!
今回は、クク木材についてご紹介します。
「クク木材」って、聞いたことはありますか?
ククの木材は、黒に近い濃い茶褐色のような色合いで、心材・辺材の色の違いもあり、深みのある表情の木材です。
別名「ユーラシアンチーク」とも呼ばれ、とても美しい木目をしています。
高級感あふれる色合いや、美しい木目から、フローリングや家具などに使用されています。
あまり聞き慣れないクク木材ですが、その特徴やどんな家具に使われているのかなどをご紹介していきます。
それでは、「クク木材ってどんな木?特徴・種類・使われる家具について総まとめ!」を最後までご覧ください。
クク材ってどんな木?産地など
クク木材は、マメ科の広葉樹です。
クク木材の特徴・産地などを、まとめていきます。
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クク材は、東南アジア〜オセアニアという暖かい地方に分布しています。
原木を辿ると、アフリカになるようです。
18世紀に、オランダで、家具として、使用されるようになったことがはじめとされています。
色は、黒に近い濃いめの茶褐色をしており、見た目は、とても重厚感があります。
釘打ちや、ビス留めは割れやすく、下穴が必要になります。
表面は硬く、丈夫な木材なのでフローリングとして使われることがありますです。
昔の銘木屋さんは、高級木材を「〇〇チーク」とつけていたそうです。
その名残で、今でも、ユーラシアンチークと言われることがあるそうです。
今でも、ユーラシアンチークの方が、メジャーかもしれませんね。
クク木材に種類はあるの?
クク木材は、ユーラシアンチークと呼ばれ、高級木材として知られているチーク材と、見た目が似ていることから、そう呼ばれています。
しかし、チーク材はクマツヅラ科で、クク材は、マメ科の植物にあたるので、木材としては全く別物になります。
1枚目の画像は、チーク材でできたチェストです。
そして、2枚目の色の濃い部分が「ユーラシアンチーク」を使っています。
どちらも心材が、金褐色で似ていることから、「ユーラシアンチーク」と呼ばれているそうです。
ユーラシアンチークの他にも、「イロコ木材」という木材は熱帯地域の西アフリカから東アフリカに分布した木材で、「アフリカンチーク」と呼ばれています。
「アメサラ木材」は、アフリカ西部の熱帯地方に分布している木材で、こちらも、「アフリカンチーク」と呼ばれています。
クク木材は、どんな用途に使われているの?
クク木材は、希少価値のある木材で、現在では、あまり市場には出ていないようです。
家具や、化粧用単板などに使われています。
今では、商品名として「ユーラシアンチーク」と言われています。
- 桜材とユーラシアンチークを使ったチェスト
左下の画像の色の濃い部分が、「ユーラシアンチーク材」になります。
桜材とのコントラストがとても綺麗で、ユーラシアンチーク材の色合いが、とても、綺麗に映えます。
重厚感のある、そして希少価値のあるもので、割れにくく曲がりにくい丈夫な木材です。
- ユーラシアンチークでできたチェスト
色は、統一していないのですが、その色の違いが、綺麗な模様となって出てきて、とても良い味が出ています。
ユーラシアンチーク材でできた高級感のある家具は、色合いからしても、和室・洋室どちらも合わせやすいかと思います。
左がユーラシアンチーク、右がローズウッドでできた家具です。
どちらも高級家具に使われる木材ですが、木目や色合いの違いで、部屋のインテリアも変わりますね!
希少価値の高い木材ですが、化粧板などで使われているものもありますので、見つけたら、ぜひ、見てみてください!
クク木材は、家具や化粧単板に、使われているようですが、商品名としては、「ユーラシアンチーク」と言われているようですね。
クク木材に似ているといわれている「チーク材」についての記事もありますので、是非、一緒にお読みください⇩
クク材についてのまとめ
「クク木材ってどんな木?特徴・種類・使われている家具について総まとめ!」についてお届けしましたが、いかがでしたか?
クク木材は、希少価値の高い木材で、商品名としては「ユーラシアンチーク」と呼ばれています。
見た目の色合いは、深い茶褐色をしていて、重厚感があり、丈夫な木材なので。。
- フローリング
- 家具
- 化粧単板
などに使われています。
クク木材は、名前の通り、チーク材と色味が似ていますが、種類・産地など全く違った種類の木材になります。
最近では、あまり市場に出回っていないクク木材なので、ホームセンターでは見ることができないかもしれませんが、家具で使われていたり、フローリングで使うこともあります。
色味が特徴的な木材なので、フローリングにクク材を使った場合は、カフェ風のおしゃれな部屋になるのではないでしょうか!
家具にすると、落ち着いた色合いから和・洋どちらも合わせやすいインテリアになると思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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