バーチ材フローリングが生む明るい暮らし~しあわせな足音のつくり方
誰もが帰るべき「家」という、毎日の暮らしを過ごす場所。
仕事で疲れた時には、優しく癒してくれる休憩所に、楽しい団らんでは、パーティー会場に!
家族の成長をじっと見守ってくれる「家」は、私たちにとって特別な物なのです。
その家を作る事になるのですから、一世一代の大仕事です。
「家」は、きっと、人生の中で、最大級の買い物でしょう。
毎日、帰る家だからこそ、じっくり悩んで、とことんこだわってみるのも良いかもしれませんね。
ここでは、私たちが、歩みを進めていくために、必要な「床」に注目していきましょう。
みんなで住む家だからこそ!
フローリングといえば木材、というイメージがありますが、木の種類まではなかなか意識できないものです。
どの木材を使用したとしても、木の床である事には、違いがありません。
しかし、暑い時も寒い時も、私たちの足元を支えてくれるフローリングだからこそ、どの木にするかはこだわりたいものです。
ここで1つの案として、バーチ材のフローリングという選択肢を挙げます。
その表情は、激しい自己主張をするタイプではなく、老若男女を問わず、広く受け入れられると思います。
フローリングに用いられる木材としては、一般的ですから、モデルルームなどで見かける事も多いでしょう。
自然から私たちへのバトンタッチ!
乾燥をさせた後に、木材となって私たちの元へ届く、生命の証なのです。
いわば、「自然からの贈り物」と言えるでしょう。
では、バーチ材をフローリングに選んだ場合、注意しなければならないのは、どのような点でしょうか。
きめの細かさが、特徴のひとつであるバーチ材ですが、その反面、キズに対して、あまり、強くないという性質があるのです。
バーチ材は、金具による擦れや、強い衝撃などで、傷が付きやすい木材ではあります。
もちろん、数ある木の中では、頑丈と言えるバーチ材です。
なので、そう簡単に傷だらけになったりはしません。
しかし、他のフローリングに用いられる木材と、比べた場合に、バーチ材は、少しだけ傷が付きやすい、という事になります。
無垢?複合?見た目は一緒。でもね、こんなに違うんです!
フローリングには、大きく分けて、無垢フローリングと複合フローリングがあります。
パッと、見ただけではわからない無垢フローリングと、複合フローリングとの違いですが、そこには大きな違いがありました。
「複合フローリング」とは、現在の住宅において、広く一般的に用いられているフローリングです。
- 薄い板を張り合わせた物
- プラスチックと木を混ぜた物
- ウレタン樹脂を挟み込んだ物
目的に応じて、様々な組み合わせで作られたフローリングとなります。
一方、無垢フローリングは、自然志向、高級志向の方が、こだわりを持って使用する事が多いかもしれません。
無垢材とは、丸太から切り出した板を、接着などの加工をせずにそのまま用いた物で、自然により近い性質を持ちます。
より自然に近いのですが、無垢フローリングは複合フローリングに比べて、乾燥や湿度に、あまり強くありません。
その性質を、しっかりと理解した上で、オイルやワックスを用いたメンテナンスをし続ける必要があるのです。
複合フローリングは、無垢フローリングの欠点を補う目的で誕生したので、メンテナンスのし易さも特徴の一つでしょう。
複合フローリングは、着色剤によるカラーリングを施すことがありますし、例えば、下の階への騒音を防ぐために、遮音処理をする事もあります。
無垢フローリングは、価格も高い傾向があり、メンテナンスも大変と言われます。
それでも多くの人が、無垢フローリングに憧れるのは、やはり、それ相応の木の魅力が詰まっているのでしょう。
フローリング材としては、ヒノキも人気がありますよ。
是非、この機会にご一緒に、お読みください⇩
バーチ材フローリングのまとめ
うまく行かずに落ち込んだ日だって。
良い事があって、誰かに話したい日だって。
365日、いつだって家は、みんなに「おかえりなさい」と声を掛けてくれるでしょう。
どんな日でも、靴を脱げばやわらかく、どこか、あたたかい気持ちで、迎えてくれる木のフローリング。
スリッパや、靴下を履いていても、きっとそのぬくもりは伝わるでしょう。
みんなの足元が喜ぶバーチ材のフローリング!
バーチ材のフローリングを見かけたら、そっと手で撫でて、その表情を確かめてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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