栗材ってどんな木?特徴・産地・使われる家具・経年変化について総まとめ

2022年2月6日

栗材とは、皆様に馴染みのある食材の栗の木です!

食材の栗は、誰もが知るものですが、栗の木も多くのところで使われていることをご存心でしょうか?

栗材は、非常に硬く頑丈なことから主な用途として建築、家具、枕木、土木などに多く使われていています。

一説では、縄文時代から建材として使われていたらしいのです。

そんな歴史ある栗材は、食用の甘栗は、中国産が多くみられますが、栗の木は日本全国的に生息している木なんです!

栗材は丈夫なことから、建材はもちろん、家具材としても使われ、家具職人からも大変人気のある木材です。

そんな頑丈な栗材の、主な特徴・産地・使われる家具や経年変化についても、詳しくお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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栗材ってどんな木?産地など

 

  • 名前: (クリ)
  • 種類:ブナ科 広葉樹
  • 産地:北海道南部 本州 四国 九州(福島県、岩手県、宮城県、島根県などに多く蓄積されています。)
  • 色調:辺材(心材を囲む淡い色の部分)は褐色を帯びた灰色。心材(木の内部の部分)は褐色。年数が経つと色が濃くなります。
  • 用途:家具 器具 建築用木材 土木 枕木など
栗材は歴史が古く、最も古いもので縄文時代の遺跡から出土しています。

 

青森県青森市にある、三内丸山遺跡が有名ですが、遺跡のシンボルになっている櫓(やぐら)が、発掘時の調査結果から栗の木が使われている事がわかりました。

 

当時、三内丸山遺跡周辺には、食料として栗を栽培していた事がわかっており、栗材は、丈夫で腐りにくいことを知った人々は、建築にも使ったのではないでしょうか!

栗の木は、古くから丈夫な木材として使われ、現在でも建築はもちろん、枕木、土木など多くの場所で使われ、世界遺産の合掌造りの主要部材としても使われています。

食材でも美味しく、木材としても重宝される栗の木は、日本の北海道から九州まで全国的に栽培されています。

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栗材ってどんな特徴があるの?

栗材の特徴は。。

  • 硬さが程よく
  • 加工がしやすい

として家具や家材としても喜ばれています。

 

栗材の色は、少しくすんだような灰色が特徴で、重硬感があり、寸法の安定性・摩耗性にも優れているため、長く使用する事ができます。

 

栗材は、木目が大きく、灰色と言っても白に近い綺麗な色合いをしているので、汚れや傷が目立ちやすくなっています。

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栗材の心材の耐久性は、最も高くヒノキをも凌ぐと言われていて、水や防虫効果もあり、日本産の木材の中では、最高の木材です!

 

栗材の耐久性の高さの秘密は、防虫・防腐効果のあるタンニンという成分が多く含まれているからだそうです。

 

栗材は、重硬で耐久性にも優れているので、建築に使用される事が多く、世界遺産など重要文化財などにも多く使用されています。

栗材の経年変化について

ブラックチェリー材や、ウォールナットのような経年変化はみられませんが、1年ほど経つと薄い灰色だった栗材は、濃いめのブラウンへと変化します。

 

栗材の色は、使い込めば使い込むほどに、薄い色合いだったものが濃くなり、木目もしっかりと浮かび上がり、なんとも綺麗な艶のあるしっかりとしたものになります!

 

経年変化は、日焼けによるものが多く、床が栗材の場合は、ラックやカーペットなどで、色の違いが出てきてしまうので、ときどき、場所を変えておくと綺麗に、経年変化を楽しむ事ができます。

 

下記の画像で、左右で、色の違いがわかると思いますが、右側が一年経った栗材の色合いです。

 

徐々に褐色してくるので、ブラウン(栗色)のような色合いへ変化します。

 

栗材はどんな家具に使われているの?

 栗材は、頑丈で、耐久性も良いことから、世界遺産の合掌造りや家材、家具、枕木など多くのものに使用されています。

栗材を使った家具はどんなものがあるのかご紹介していきます。

 

  • チェスト

 

 

  • ダイニングテーブル

 

  • 食器棚

 

  • 栗材のトレイ

 

チェストやテーブル、食器棚は、重硬感のある作りで長持ちする家具なので、一生ものとして使う事ができます。

また栗材を用いた食器もあり、画像のようなお皿やスプーン、フォークなどもあり、食卓を自然で可愛らしく彩ります。

栗材を使用し、漆で塗り上げた食器も出ています。

栗材フローリングのメリットは?

栗材は、フローリングにも多く使用され、木目のダイナミックさが際立ちます!

アッシュ材やナラ材も同様ですが、最も大きくダイナミックな風合いは、栗材が一番だと言えるでしょう!

 

また、栗材は、無垢材として使用されていますが、耐久性、耐水性に優れており拡張収縮率が低いのでフローリングにも最適な木材ですよ

経年変化とともに、色合い・艶も出てきますので、丈夫で高級感のあるフローリングになります。

栗材のフローリングは、オイル塗装されているものが多く、お掃除も簡単にする事ができるので家事が楽になりますね!

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栗材フローリングのデメリットって?

               本栗 無垢

 

栗材は、欧米でも人気の木材ですが、欧米では土足がメインの生活スタイルなので、固くて傷つきにくいフローリングが人気なようです!

また日本人の素足で過ごす生活スタイルには少々硬すぎると思うかもしれません。

しかし、カーペットを引いて生活する事が多いと思いますので、そこまで気にならないとは思います!

栗材は、オイル塗装されているものが多いです。

しかし、栗材は、塗装が剥がれてきてから、コーヒーなど、シミになりやすいものをこぼして放置してしまうと、床に染み込んでしまう恐れもあります。

ですので、注意が必要になります。

 

無垢材なので、傷がつきやすいこともデメリットの一つとして挙げられます。

栗材と葉がよく似ているとされるクヌギ材についての記事もございます。

この機会に、是非、クヌギ材についての記事もお読みください⇩

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栗材についてのまとめ

「栗材ってどんな木?特徴・産地・使われている家具・経年変化について総まとめ」をお届けしましたが、いかがでしたか?

栗材の歴史は古く、縄文時代から使われていた木材であることに、驚きましたね!

現在でも、世界遺産である合掌造りにも使われていて、太く大きな木目が、美しく圧倒される感じがあります。

これから、新築を建てる予定がある方は、フローリングに、栗材を使用するのも良いのではないでしょうか!

 

一生ものになる家のフローリング、家具などに栗材を取り入れてみてはいかがでしょうか!

最後までお読みいただきありがとうございました

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木材

Posted by MOhkubo