無印良品の家具に使われている木材の種類ってどんなのがあるの?
「わけあって、安い」をキャッチフレーズとし、安くて良い品として開発されたのが無印良品の商品ですね。
無印というと思い浮かぶのが。。。
- シンプルなデザインの商品や家具
こちらだと思います。恐らくですが、異論を持つ方は少ないでしょう。
私自身、無印に買いものに行くことは多く、その際には特に木材に注目して、あれこれと商品をチェックしたりします。
やっぱり、シンプルな中にあるこだわりを探すのが楽しいんですよね~。
意外と無印ファンって多いですよね~。じっくり見てみると、色々な木材の種類が使われていて、それこそ一日中いても飽きなかったりします。
無印の家具は、意外と評判が良いのです。そんな無印良品の家具に使われている木材や、その塗装をじっくりと取り上げていきますので、一緒にみていくとしましょう。
無印良品の家具に使われている木材の種類
無印良品の家具に利用されている木材は。。。
- オーク材
- ウォールナット材
- パイン材
この3種類がメインで用いられています。
それぞれに特徴があるので、インテリアや好みにあったものを選択しましょう。
シャフトオーク
オーク材
オーク材は、主にアメリカやカナダなどの北米が産地です。
古くから船舶、ウィスキーやワインの樽にも使用されているように、耐水性に優れています。広葉樹に属しているため、密度が高く、耐久性の高い木材です。
オーク材は「虎斑(とらふ)」と呼ばれる特徴的な木目をしており、虎の斑紋(はんもん)を連想させる模様と、繊細で優しい表情が特徴となっています。
無印良品では比較的強度があり、白っぽい色をしたホワイトオークを使用しています。
使い込むほどに艶(つや)が出て飴色(あめ色)に経年変化していくのが魅力です。
ホワイトオーク⇧
ウォールナット材
ウォールナットは広葉樹に属しているため、比較的密度が高い木材になります。
そのため、耐久性に優れており、キズもつきにくく、衝撃に強い木材です。また、その密度の高さから温度や湿度、経年による変形(反り、ねじれ等)がしにくい素材でもあります。
ダークブラウンっぽい色をしているため、他の木材は使用するほど飴色になっていくのに対して、
パイン材
ナチュラルで親しみやすい木目が特徴の木材です。パイン材には「節(ふし)」が入っています。
節の入り方は木材によって一つ一つ異なるため、同じデザインの家具でも表情が異なります。
一般的にパイン材は木材の中でも比較的柔らかいものとされていますが、育つ環境によって木の性質が異なります。
また、経年によって飴色に変化していくことも特徴です。
無印良品の家具に使われている木材の塗装の種類
無印良品の家具には木材の種類だけではなく、表面の塗装にも様々な種類があります。
用途に合わせた塗装方法を選択しましょう。
ウレタン樹脂塗装
合成樹脂の一種でポピュラーな塗装方法です。
耐久性が求められるテーブルの天板などに多く使われています。
塗膜が厚く柔らかく、弾性があり伸縮性にも優れているため、ラッカー塗装やオイル仕上げと比べて、傷や汚れがつきにくく、経年劣化しにくいことが特徴となっています。
熱や水にも比較的強いです。その反面つやつやした光沢感が出るため、木の質感や素材感を感じにくくなるというデメリットもあります。
ラッカー塗装
ウレタン樹脂塗装と比べて塗膜が薄いため、木の質感を残したいまま傷や汚れをつきにくくしたいときに使われます。
表面がなめらかで、柔らかい光沢を放ちます。
しかし、ウレタン樹脂塗装と比較すると熱や水分に強くないため、水ジミができやすい塗装です。
テーブルの場合は、ランチョンマットやコースターの使用をおすすめします。
また、日光に弱く変色の原因になるため、直射日光が当たる場所への設置は、避けた方が良いです。
【塗料使用時に必要なもの】左から:耐油性手袋、自然塗料、布地(白っぽい綿布)
オイル仕上げ
表面に膜を張る塗装に対して、オイル仕上げは、木の内部にオイルを浸透させることで、木の呼吸を妨げず木に、やさしい塗装方法として、無垢材家具などに人気の仕上げです。
木が本来持っている質感や、使用しているうちに艶(つや)や色の経年劣化を楽しむことができます。
塗り重ねることで、比較的簡単にメンテナンスが可能です。しかし、塗膜があまりなく、傷はつきやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。
また、熱や水分によるシミもできやすいため、ランチョンマットやコースターの使用をおすすめします。
木材を使った無印良品のおすすめ家具
無印良品の木材を使用した、おすすめ家具を紹介します。
良い商品ばかりですが、ここでは特に、木材の表情が活かされていて、様々な空間で使いやすく、汎用性の高いと感じるものを紹介します。
アレンジ自在な収納「オーク材スタッキングシェルフ」
正方形グリッドの汎用性を活かした、カスタマイズのしやすいシェルフです。
さらに、全ての面が化粧板になっているため、どこから見ても綺麗な木目が見えるためインテリアに合います。
組み合わせによって、使い方のアイデアが広がるのでライフスタイルに合せて様々なインテリアが実現できます。
木目が活かされたシンプルな棚「パイン材ユニットシェルフ」
機能性はさることながら帆立、棚板にはパイン材が使用されており、経年劣化で飴色に変化していく様子を楽しむことができます。
特徴的な節(ふし)なども、しっかりと見えるようになっており、床材などの他のインテリアと合わせることで、空間に統一感を持たせることができます。
無印良品に使われている家具についてのまとめ
無印良品の家具は比較的安価で、しっかりとした素材を使って適切な加工を施した製品が多くあります。
木材に興味を持ったけれども、家具選びは難しいという方に、ぜひ、おすすめしたいと思います。
上記で紹介した家具以外にも、魅力的なものはたくさんありますので、ぜひ、店頭やWebサイトでご覧になってくださいね♪♬♪
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