桜の伐採時期・切り方などを総特集!

2021年5月4日

桜は、春になると、私たちを和ませてくれたり、楽しませてくれたりもします。

しかし、桜の木も放置しておくことはできません。

桜の木は、樹齢が長いですが、枯れてしまった木などは、伐採しながらメンテナンスが必要になります。

今回は、桜の伐採方法や切り方などを、まとめてお伝えしていきます。

伐採といっても、単に切ればいいわけではなく、次に生えてくる桜や、他の桜の木を考え、どこまで切るのか、どれくらいの範囲で切るのか、などのやり方があります。

所構わず邪魔なところを切ってしまっては、順調に育っていた桜まで、切り兼ねませんので、きちんとした方法で、桜の伐採を行いましょう。

それでは、桜の伐採時期・切り方などを総特集!を最後までお読みください。

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桜は伐採した方がいいの?

桜も植えられている場所、状態によっては、伐採が、必要になります。

どういう場合に、伐採した方がいいのか、ご紹介していきます。

桜の木が感染病になってしまった場合

樹木が感染する病気が、あることをご存知でしょうか?

 

その感染症には、木全体に症状が広がってしまうものや、他の樹木に移してしまうものもあり、その中でも、桜に重大な被害を及ぼすものが“てんぐ巣病”という病気です。

 

それは、花の咲かない枝に多く発生し、やがて枯れてしまう病気です。

感染を防ぐには、病原菌が潜んでいる部分を剪定し、取り除いていく、もしくは伐採する方法があります。

桜の木が住宅近くにある場合

桜は、成長すればするほど大きくなり、枝は長く育ちます。

そのため、住宅の近くに、桜が生えている場合ですと、成長とともに、家の窓を突き破ったり、根っこが地上に出てきて、建物を破損してしまう恐れがあります。

また、桜は、満開時期がすぎると花びらが舞い、アリ毛虫など、虫の多い樹木です。

近隣住民からの苦情にもなり兼ねませんので、害虫対策が疎かになってしまうようであれば、伐採の選択をせざる終えません。

成長し過ぎた桜

この場合は、桜に限らず、大きくなり過ぎた樹木は、倒木の恐れがあるため伐採が必要になります。

 

 

桜の伐採時期はいつごろ?

桜の伐採時期、そして桜を伐採するときに、お祓い(おはらい)が必要なのか?ということについてご紹介していきます。

伐採時期は?

桜の伐採時期は、秋から春の間、つまり11月ごろに行うことをお勧めします。

【理由】

なぜならば、乾燥している時期の方が樹木が柔らかくなるため、作業がしやすくなります。

そして冬は、休眠時期になるため、木の養分やエネルギー消費が抑えられるため、切り口から、菌や腐敗の進行が遅れる傾向があります。

また、落葉もしているため、剪定もしやすいでしょう。

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桜を伐採するときにお祓い(おはらい)は必要なの?

桜の木は、「伐採しない方がいい」と昔は、言われていたようですが、逆に放置しておくと倒木枯死してしまう恐れがあるため伐採、メンテナンスは必要です。

 

桜の樹齢は、何百年、何千年と言われていますので、長い年月を生き延びている桜を、御神木(ごしんぼく)として祀っている地域もあるようです。

そのため、「御神木を伐採すると、祟りが起きる」という古くからの言い伝えがあるようです。

その言い伝えは、地域によって様々です。

祟りがあるから、お祓いをするというよりは、伐採前に桜の木に感謝の気持ちを伝えることが大切なのではないでしょうか!

 

 

桜の伐採にあたっての切り方を教えて?

桜の木を傷つけないように行うことが大切です。

気をつけること

例えば。。。

  • 素手で枝を折る
  • 消毒していないハサミなどの道具を使う
  • 切りすぎる

桜の木は、繊細な植物ですので、素手で折ったり、未消毒の道具を使ったりしてしまうと、切り口から雑菌が入って、桜の木が弱ってしまったり、腐らせてしまう原因になります。

 

また、切りすぎるのも、菌の侵入口を増やしてしまいますので、切る場合は、しっかりと剪定してから、伐採していきましょう。

 

 

桜の木の切り方

まず、上の方に伸びた枝の先を軽く切りそろえます。

そして、細い枝から剪定していきます。

枝の根元から、10㎝ほど残してハサミで切っていきます。

太い枝を切る場合は、枝の根本から15㎝〜20㎝ほどを残します。

切った後は、枝から菌が入らないように、癒合剤(ゆごうざい)をたっぷりとつけましょう!

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桜の剪定についての記事はこちら↓↓

桜の伐採方法についてのまとめ

桜の伐採時期・切り方などを総特集!についてお届けしましたが、いかがでしたか?

桜の樹齢は、とても長く、御神木(ごしんぼく)として、讃えられている地域もあります。

言い伝えや考えは様々ですが、樹木も生き物ですので、邪魔だからといって無闇に折ったり、切ったりしてしまっては、せっかくの桜の木を腐らせてしまいます。

もし、自分で伐採することが難しければ、業者さんにお願いするなどをしてもいいでしょう。

次に、桜がキレイに咲くように、しっかりとメンテナンスをしていくことが大切です。

桜は、放置しておくと、どんどん成長して、もし感染症にかかっていれば、大変なことになりかねません。

きちんとした伐採方法を知り、毎年、綺麗な桜を眺めることができるようにしましょう♪

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

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Posted by MOhkubo