ヒノキの剪定について徹底調査!

2021年5月3日

樹木は、自然に生えているものがたくさんありますが、やはり生き物なので、お手入れをしなくてはいけません。

ヒノキも、木材としては、とても丈夫で、あまりメンテナンスが必要のない木材ですが、樹種として生息しているヒノキに関しては、お手入れが必要です。

時には、剪定もしなくてはなりません。

これから、ガーデニングを始めようとしている方がいるのであれば、剪定のことはしっかりと理解しておくとよいでしょう。

放置してしまうと、他の樹種や、住宅街にまで、被害が及んでしまう可能性があります。

剪定という言葉に、あまり馴染みのない方もいると思いますので、今回は、剪定とは、なんなのかについてもご紹介します。

それでは、「ヒノキに剪定について徹底調査!」を最後までお読みください。

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剪定って何?何のためにするの?

剪定とは・・・

  • 植木の枝を切ること
  • 植木の形を変えること
  • 植木の枝を切ることで、風通しを良くすること

簡単に言うと、植木のお手入れと言うことになります。

剪定をすることで、成長を助け、見た目を良くします。

また、植物にも病気があり、もし、感染症などにかかってしまった場合は、広がってしまったり、他の木に感染させてしまう可能性もあります。

そう言った場合に「剪定」が必要になります。

剪定の仕方や時期は、植物によって異なります。

 

ヒノキの剪定のやり方は?気をつけること

 ヒノキは、生垣(いけがき)に使われたり、単木で生えているもの、また、大きさにより剪定方法は変わってきます。

※生垣(いけがき)とは、生きている垣根という意味合いをもち、庭木で作られた垣根のことを言います。

つまり、緑の壁のことです。

ヒノキの基本の剪定方法は、緑の葉の部分を残して剪定する。

 

木の剪定方法は、どのように生えているか、によって変わりますが、ヒノキに限らず、緑の葉を残して剪定しましょう!

太い枝を切ってしまったり、深切りしてしまうと、新芽が出なくなり、枯れてしまう場合があります。

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単木の場合

単木のものは、刈り込みバサミで、形を整えるようにすると良いでしょう。

一般的なヒノキの剪定時期は、5月から10月頃にかけての暖かい時期に、剪定することをお勧めします。

 

そして、11月から12月頃は、枯れ葉が落ちてくるので、その枯れ葉をキレイにするだけでも、さっぱりとします。

年明け前に、掃除をしても良いかと思います。

生垣(いけがき)の場合

生垣として使われているヒノキの剪定時期は、5月〜6月頃にすると良いそうです。

生垣の場合は透かし剪定が必要です。

透かし剪定とは、植木の枝を切ることで形を整え、風通しを良くしたりすることです。

透かし剪定を行うことで、見た目を良くするだけでなく、木の栄養を効率よく吸い上げたり、成長を促進、感染症などの病気の繁殖を防ぐ効果もあります。

全体の見た目を見ながら、バランスよく剪定し、切り過ぎには、注意をしながら剪定していきましょう。

日当たりの悪い場所は、枯れやすいので、しっかりと毎年、剪定することが大切です。

 

 

ヒノキの剪定のコツってあるの?

剪定の時期は、大切です。

  • 剪定時期をしっかりと見極める
  • 切り過ぎない
  • 切った切り口には、保護剤を塗布する

切り過ぎてしまうと、逆に、枯らせてしまう事もありますので、しっかりと、剪定する場所を見極めることが、重要になります。

また、切った切り口をそのままにしてしまうと、そこから病原体が侵入してしまう可能性もあります。

そうすると、せっかく元気に育つために剪定しているのに、感染症にかかってしまい、枯れてしまう事もあります。

そこで、切り口には、保護剤を塗布する事で、菌の侵入をふせぐことができ、健康に育ちます。

 

癒合剤:木の切り口を保護するもの

木の種類によっては、剪定後に、切り口から菌が侵入して、枯れてしまうことがあります。

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そうならないために「癒合剤」という薬剤を塗布する必要があります。

癒合剤をつけるとどうなるのか?

  • 切り口から水分や栄養分が出ていくことを防ぐ
  • 切り口に蓋をする役割がありますので、植物が弱ることを防ぐ
  • 雨水や雑菌の侵入を防ぐ

癒合剤をつけることで、切り口を塞いでくれる効果があります。

人間で言うと、怪我をしたら、カサブタができますが、植物はカサブタのようなものはできないので、その役割を果たしてくれます。

ヒノキってどんな木?についてはこちら↓

ヒノキの剪定についてのまとめ

ヒノキの剪定について徹底調査!についてお届けしましたが、いかがでしたか?

 

剪定は、ヒノキに限らず、全ての樹木に対して、必要になります。

もし、放置してしまった場合は、枝と枝がぶつかり合い、日光の光を十分に取り入れることができなくなるため、成長ができなくなります。

ヒノキも同じで、剪定を怠ってしまうと、成長が止まってしまったり、十分な栄養を摂取できなくなってしまうので、しっかりと剪定してあげましょう。

 

ヒノキは、木材としても優良な木材として使われていますが、樹木としてもたくさんの場所で生育しています。

 

せっかく植えたヒノキなら、しっかりと育てて、元気に育つように毎年、剪定をしましょう!

 

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

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木材

Posted by MOhkubo