ヒノキの剪定について徹底調査!
樹木は、自然に生えているものがたくさんありますが、やはり生き物なので、お手入れをしなくてはいけません。
ヒノキも、木材としては、とても丈夫で、あまりメンテナンスが必要のない木材ですが、樹種として生息しているヒノキに関しては、お手入れが必要です。
時には、剪定もしなくてはなりません。
これから、ガーデニングを始めようとしている方がいるのであれば、剪定のことはしっかりと理解しておくとよいでしょう。
放置してしまうと、他の樹種や、住宅街にまで、被害が及んでしまう可能性があります。
剪定という言葉に、あまり馴染みのない方もいると思いますので、今回は、剪定とは、なんなのかについてもご紹介します。
それでは、「ヒノキに剪定について徹底調査!」を最後までお読みください。
剪定って何?何のためにするの?
剪定とは・・・
- 植木の枝を切ること
- 植木の形を変えること
- 植木の枝を切ることで、風通しを良くすること
簡単に言うと、植木のお手入れと言うことになります。
剪定をすることで、成長を助け、見た目を良くします。
また、植物にも病気があり、もし、感染症などにかかってしまった場合は、広がってしまったり、他の木に感染させてしまう可能性もあります。
そう言った場合に「剪定」が必要になります。
剪定の仕方や時期は、植物によって異なります。
ヒノキの剪定のやり方は?気をつけること
ヒノキは、生垣(いけがき)に使われたり、単木で生えているもの、また、大きさにより剪定方法は変わってきます。
※生垣(いけがき)とは、生きている垣根という意味合いをもち、庭木で作られた垣根のことを言います。
つまり、緑の壁のことです。
木の剪定方法は、どのように生えているか、によって変わりますが、ヒノキに限らず、緑の葉を残して剪定しましょう!
太い枝を切ってしまったり、深切りしてしまうと、新芽が出なくなり、枯れてしまう場合があります。
単木の場合
単木のものは、刈り込みバサミで、形を整えるようにすると良いでしょう。
一般的なヒノキの剪定時期は、5月から10月頃にかけての暖かい時期に、剪定することをお勧めします。
そして、11月から12月頃は、枯れ葉が落ちてくるので、その枯れ葉をキレイにするだけでも、さっぱりとします。
年明け前に、掃除をしても良いかと思います。
生垣(いけがき)の場合
生垣として使われているヒノキの剪定時期は、5月〜6月頃にすると良いそうです。
生垣の場合は透かし剪定が必要です。
透かし剪定とは、植木の枝を切ることで形を整え、風通しを良くしたりすることです。
透かし剪定を行うことで、見た目を良くするだけでなく、木の栄養を効率よく吸い上げたり、成長を促進、感染症などの病気の繁殖を防ぐ効果もあります。
全体の見た目を見ながら、バランスよく剪定し、切り過ぎには、注意をしながら剪定していきましょう。
日当たりの悪い場所は、枯れやすいので、しっかりと毎年、剪定することが大切です。
ヒノキの剪定のコツってあるの?
剪定の時期は、大切です。
- 剪定時期をしっかりと見極める
- 切り過ぎない
- 切った切り口には、保護剤を塗布する
切り過ぎてしまうと、逆に、枯らせてしまう事もありますので、しっかりと、剪定する場所を見極めることが、重要になります。
また、切った切り口をそのままにしてしまうと、そこから病原体が侵入してしまう可能性もあります。
そうすると、せっかく元気に育つために剪定しているのに、感染症にかかってしまい、枯れてしまう事もあります。
そこで、切り口には、保護剤を塗布する事で、菌の侵入をふせぐことができ、健康に育ちます。
癒合剤:木の切り口を保護するもの
木の種類によっては、剪定後に、切り口から菌が侵入して、枯れてしまうことがあります。
そうならないために「癒合剤」という薬剤を塗布する必要があります。
癒合剤をつけるとどうなるのか?
- 切り口から水分や栄養分が出ていくことを防ぐ
- 切り口に蓋をする役割がありますので、植物が弱ることを防ぐ
- 雨水や雑菌の侵入を防ぐ
癒合剤をつけることで、切り口を塞いでくれる効果があります。
人間で言うと、怪我をしたら、カサブタができますが、植物はカサブタのようなものはできないので、その役割を果たしてくれます。
ヒノキってどんな木?についてはこちら↓
ヒノキの剪定についてのまとめ
ヒノキの剪定について徹底調査!についてお届けしましたが、いかがでしたか?
剪定は、ヒノキに限らず、全ての樹木に対して、必要になります。
もし、放置してしまった場合は、枝と枝がぶつかり合い、日光の光を十分に取り入れることができなくなるため、成長ができなくなります。
ヒノキも同じで、剪定を怠ってしまうと、成長が止まってしまったり、十分な栄養を摂取できなくなってしまうので、しっかりと剪定してあげましょう。
ヒノキは、木材としても優良な木材として使われていますが、樹木としてもたくさんの場所で生育しています。
せっかく植えたヒノキなら、しっかりと育てて、元気に育つように毎年、剪定をしましょう!
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
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