竹細工ってどんなもの?竹で作る竹細工について徹底調査!!
「竹細工」って、ご存知でしょうか?
竹を素材として作った
- 道具
- 家具
- 日用品
- 農具
- おもちゃ
などを指します。
身近にあるものですと。。
- ザル
- かご
- ランプ
など見たことのあるものばかりですね!
また、今はあまり見ないかもしれませんが、昔のおもちゃの竹とんぼ、竹馬もその一つです。
別記事でも、竹についてご紹介していますが。。
- 耐久性
- 弾力性
- 硬さ
など非常に強く、いろいろなものに使われています。
日本で竹は、約300種類もあり、その種類によって材質が異なるため、使われる道具の種類も変わってきます。
そんな竹の魅力的な竹細工、そして、竹細工を体験できる場所も一緒にご紹介していきますので、ぜひ、最後までご覧ください。
竹細工ってどんなもののことをいうの?
竹細工とは主に、竹を加工したり、竹ひご(竹の茎を細かく割って、作られた細い棒)で編みこんだり、組んだりして、細工したりするもののことを言います。
竹は、温暖で湿潤な地域に生育しており、日本は良質な竹の産地に恵まれているため、古くから竹製品が多くの生活用品として使われてきました。
農具、漁具、生活用品はもちろんですが、昔は、武器としても使われていたそうです。
武器と言っても簡易的な槍のことで、竹の先を尖らせたもので、先端を火で炙り硬化処理をしていたそうです。
竹は、色々な場所で生育していたことから、タダ同然で手に入ったそうですが、威力は、一度、貫通すれば、使い捨てるような程度だったそうです。
インドネシア独立戦争でも使用されたようです。
そして、17世期ごろ(1601年〜1700年)に、籠(かご)編、籠結、笊(ざる)編と呼ばれる竹細工の専門職人が誕生しました。
竹細工の特徴
竹細工の特徴は、編組みにあります。
編み方の基本は、三つ目と四つ目がありますが、その他にも六つ目、網代(あじろ)編、笊編、石畳、麻の葉、縄編、蜘蛛(くも)巣、松葉、青海、鉄線、氷裂編、束編、千条編、編絣(かすり)など数十種類の編み方があります。
しかし、竹には割れたり、折れたりなどがありますので、職人が吟味し、そのものにあった竹を選び細工していきます。
そして、主な竹細工の産地と製品は、岩手県二戸の根曲(ねまがり)竹細工(椅子、カゴなど)、群馬県高崎の竹皮細工(パン籠、盛器など)、埼玉県川口の釣竿(つりざお)細工、神奈川県小田原の竹長さ計り、静岡県の駿河(するが)竹千筋細工などがあります。
竹を素材に作られている細工物ってどんなものがあるの?
竹細工で使用されている主な竹は。。
- 孟宗竹(モウソウチク)
- 真竹(マダケ)
- 淡竹(ハチク)
になります。
その中でも真竹は、竹細工の中でも一番多く使われている竹です。
竹細工で作られているものをご紹介します。
- 照明:インテリアなどでも多く使われていますが、和テイストで趣があるオシャレな照明ですね。
お部屋に一つあると雰囲気が変わり、部屋の感じによっては和にもなり、アジアンな感じも出てきます。
- 竹籠(タケカゴ):竹籠は一括りには言えないたくさんの用途があります。
キッチン周りならば、果物かご、盛り籠、おひつ、野菜かご、そしてお部屋の中で使う物といえば洗濯かご、脱衣籠、張り籠など、外で使う物であれば市場籠、背負い籠、買い物籠、うなぎかご、どじょうかごなど無限に用途がある籠です。
・すだれ:夏の風物詩としても使われていますが、
紫外線対策にもなりますので、電気代の節約、そして部屋の目隠しとしても使われます。
竹細工を体験してみたい!どんなものが体験できる?
竹細工を使って、色々と体験できるところがたくさんありますよ。
どんなものが体験できるのかをご紹介していきます!
- 竹カゴ作り
- 竹とんぼ
- 竹はし
- 竹灯籠(たけとうろう)
- 耳かき
- うぐいす笛
竹を使ったものって、本当にたくさんあることが分かります!
そして、昔のおもちゃは、自然なものを使って作られたものが多く、自分で作ることができるなんて、今では考えられません!
竹職人の方が、丁寧に教えてくれて、世界に一つだけの竹細工を作るのもいいですね!
普段は、買ってしまうものでも、自分で作った物となれば、大切に使い、また、竹も経年変化が楽しめる物ですので、年月が経つにつれて、味のある飴色に変化し、また違った物として楽しむことができます。
最近では、マイ箸を持つ人もいるので、この体験を機にオリジナルマイ箸を作るのも素敵です。
夏休みの親子体験や、自由研究などにもいいかもしれません!
竹についてもっと詳しく知りたい方は↓
竹細工についてのまとめ
「竹細工ってどんな物?竹で作る竹細工について徹底調査!」をお届けしましたが、いかがでしたか?
竹細工は、歴史が古く、昔の人も竹の頑丈さ、柔軟性、耐久性に気づいて生活用品や農具、漁具そして武器にも使われていたことには驚きました!
しかし、それくらい頑丈なものだということが分かります。
竹が、3年〜5年という短い期間で、素材として使われるまでに育つことも、竹が色々なところに使われる特徴です。
きちんとお手入れすれば、竹は何年でも使えるのです。
自分の好みのものを、体験で、お土産として作ることもできます。
お子さんと一緒に作る竹細工は、一生ものになり、思い出としても残るので、ぜひ、体験してみてください!
最後までお読みいただきありまとうございました。
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