竹と笹って同じじゃないの?竹と笹の違いについて徹底調査!

2021年9月24日

竹と笹の違いについてはご存知ですか?

知っている人は、パッと見でわかる違いがあるんです!

竹と笹は、見た目はそっくりで、同じと思っている人もたくさんいるかと思います。

実際に、私も知るまでは、同じ植物だと思っていました。

竹は大きくて、笹はなんとなく小さいようなイメージがありますが、それだけではありません。

そして、その違いだけでは、判断できない種類もありますので、その種類についてもご紹介していきますね!

笹は、七夕の時期に使用されていますが、もしかしたら、竹を知らず知らずのうちに使っていたかもしれません。

そんな竹と笹には、いくつかの細かな違いがありますので、その違いについてご紹介していきます。

それでは、「竹と笹って同じじゃないの?竹と笹の違いについて徹底調査!」を最後までご覧ください。

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竹ってどんなものをいうの?

みなさまが、思い浮かべる竹は、どんなものを想像しますか?

まずは、竹の特徴からご紹介していきます!

【大きさ】

竹は大きく育つことが特徴としてあげられます。

ぐんぐん伸びていき、成長も早いことが知られていますよね。

現在では、放置竹林がたくさんあり、問題になっているほど・・・

竹は、成長も早く、繁殖力も強いので、放っておくとどんどん増えてしまいます。

そこで、竹の繁殖力についての記事もございますので、是非、ご一緒にお読みになり、竹についてもっと知識を深めてください~⇩

基本的には、竹は、笹よりも大きく育つ植物です。

しかし、種類によっては、笹よりも小さいものもあります。

「オカメザサ」

こちらは、名前に「ササ」とついていますが、竹なのです!!

ちょっと紛らわしいですがw

成長しても、2mくらいにしか育ちません。

 

【葉っぱ】

竹の葉は、拡大してみると葉脈が格子状になっています。

ちょっと見た目では、判断が難しいですが・・・w

 

【茎】

竹は、みなさまがご存知のとおり、タケノコが初めに生えますね!

そのタケノコをイメージしたときに、鞘(さや)が周りについているかと思います。

鞘(さや)とは、外側の茶色い皮のようなものです。

 

この茎を包む鞘が、竹の場合は、成長とともにパラパラっと落ちていくことが特徴の一つです。

ですので、成長して大きくなった竹には、鞘はついていない状態なのです。

 

こちらが成長した「竹」です!

鞘(さや)はなく、キレイに落ちています。

 

【枝】

竹は、節から枝をはやしますが、その本数が2本。

そんなに多くはないということが、見た目でわかりますね。

竹については、もっと詳しく書いた記事がございます。

竹は、知れば知るほど面白い木材です。

この機会に、是非、ご一緒にお読みください⇩

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笹ってどんなものをいうの?

笹は、七夕の時期に使用しますが、もしかしたら、竹に短冊をつけていたかもしれません!

笹の特徴についてまとめました!

【大きさ】

笹は竹よりは、大きく成長しないということが特徴としてあげられます。

しかし、竹でもご紹介したように、笹にも、竹よりも大きく成長する種類があります。

「メダケ」

という名前の「ササ」です!

これも紛らわしいですねw

おそらく、竹のように成長するからという意味でつけられたのではないでしょうかw

笹であるメダケは、大きく成長すると8mにもなります。

 

【葉っぱ】

そして笹の葉は、葉脈が平行なのが特徴です。

こちらは、竹同様、見た目での違いはわかりません。

 

こんな感じですね!

 

【茎】

竹と違い、笹には成長してもついているものがあります!

それは、鞘(さや)です!

竹の場合は、成長とともに落ちていきますが、笹は鞘(さや)がついた状態のまま成長していきます。

 

【枝】

そして、笹の枝は、節から伸びている本数が5本程度。

竹よりも多く枝が伸びます。

 

竹と笹ってどんなところが違うの?

竹と笹の特徴についてご紹介しましたが、違いを比較してみましょう!

     竹      笹
大きさ 笹よりも大きく成長 竹ほど大きくならない
葉の葉脈 格子状 平行
成長とともに鞘が落ちていく 鞘が残ったまま成長
節から2本程度 節から5本程度

見た目の違いでわかるとすると、鞘(さや)ですね!

その違いから、竹なのか、笹なのかがわかります。

そして、花を咲かせる周期にも違いがあり。。

  • 竹の花は、120年周期
  • 笹の花は、60年周期

で咲くと言われています。

 

そして、七夕の時期には、「笹の葉サラサラ〜♪」という歌がありますが、竹でも笹でも、日本では縁起の良いものとされてきたので、どちらでも問題ないということです!

 

竹も笹も、雨風に強く、真っ直ぐ力強く伸びる、そして、葉っぱには、殺菌効果があるとして、神秘的な植物とされてきました。

そういったことから、七夕や祭り事の際には、竹や笹が使われるようになったそうです。

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竹と笹の違いについてのまとめ

「竹と笹って同じじゃないの?竹と笹の違いについて徹底調査!」について、お届けしましたが、いかがでしたか?

同じと思っていた竹と笹には、ちょっとした違いがありましたね!

竹と笹は、見た目の違いでは、鞘(さや)と枝がわかりやすいかと思います。

自分でも調べていて、こんな違いがあったんだ!と驚いていますw

そして、竹も笹も、力強くグングンまっすぐ伸びる植物なので、七夕にはどちらでも問題ないようです。

それには、ホッと一安心です。

それと、種類によっては、大きさで区別することができないので注意ですね。

「オカメザサ」は竹で、「メダケ」は笹です。

これに関しては、すごくまぎらわしいのですが、茎で見分けることが一番わかりやすいのかと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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木材

Posted by MOhkubo