竹の剪定ってどうやるの?剪定時期や剪定方法・メンテナンスも総まとめ
竹は、しっかりメンテナンスしていると、とってもキレイで、風情のあるものになりますよ。
しかし、手入れを怠ると、竹は、伸び放題になってしまい、後々、大変になってきます。
竹を剪定したいけど、やり方が分からず、植木屋さんにお願いするにもお金もかかるし。。。
お願いする量でもないし。。。
自分で、剪定できるのであれば、自分でしたいと思っている人もいるのではないでしょうか?
そこで、しっかりとした知識を得て、竹をいつまでもキレイな状態で保てるようになれば、悩みも解消できますね!
そこで、今回は、「竹の剪定ってどうやるの?剪定時期や剪定方法・メンテナンスも総まとめ」でお届けしていきますので、ぜひ最後までお読みください!
そもそも竹の剪定ってなんでやるの?
竹は、放っておくとどんどん大きく伸びていき、鬱蒼(うっそう)としてしまうと、日当たり、風通しが悪くなってしまいます。
竹も定期的なメンテナンスが必要です。
そして、竹の剪定にはたけのこ栽培と観賞用がありますのでご紹介していきます!
たけのこ栽培の場合
たけのこ栽培用の竹は、あまり大きく成長することを良しとはせず、伸び過ぎてしまうと、風の影響を受けやすくなり、折れてしまいます。
あまりにも、竹が伸び過ぎてしまうと、竹が太陽光を遮ってしまい、たけのこまで光が届かなくなってしまうので「芯止め」という職人技を行うそうです。
芯止めとは、必要以上に伸びないように先端を切る方法のことです。
観賞用の竹
特に、形を整える必要はありませんが、枝が伸びてくるとお互いがぶつかり合って、混み合う状態になってきます。
その混み合ったところを、根本から切り落として、見た目をすっきりとさせることが出来ます。
また、高さを抑えたい時には、自分の好みの高さを決めて調節し、成長を抑えていきます。
竹の剪定の時期ってあるの?
ことわざに「木六竹八平十郎」という言葉をご存知でしょうか!
木は、陰暦の6月に切り、竹は8月、土塀を塗るのは10月がいい。。とされているのでこの時期がいいそうです。
また、竹の剪定は、棹(さお)の年代によって異なり、黒竹の場合は、前年生まれは翌年の春に剪定するのがいいでしょう。
また、当年生まれの場合は、成長がひと段落した6月〜7月がいいとされています。
竹の剪定の方法ってどうやるの?
竹は、あくまでも自然な形を楽しむものですので、あまり剪定し過ぎないことが重要です。
そして、竹は、地下茎によって広がり成長していくので5月〜6月頃に必要ない場所に出てくるたけのこは、見つけ次第切り取るといいそうです。
また、竹は、5年〜6年経つと古くなってしまうので、地際(株元と地面の境目)から切り落とし、新しいものを植え替えていく必要があります。
観賞用の竹であれば、高さを整えてあげると見栄えも良くなります。
竹のみを見るのではなく、竹の葉から透けて見える周りの風景や、空の感じなどのバランスを見て整えていくと、とても美しいものになります!
竹の美しさを維持するためのメンテナンス方法は?
竹の庭園などが広がっていると、とてもキレイですね!
そんな竹を美しく保つためには、定期的なメンテナンスが必要になります。
家のお庭に植える場合は、竹は、成長が早く地下茎で、広い範囲に広がってしまうため、植えていない場所にたけのこが生えてしまう場合もあります。
不必要な場所に生えているたけのこは、根本からとってしまえば問題ありません。
生えてすぐのたけのこは、柔らかく、道具を使わなくても、とることが出来ますので、見つけ次第、取ってしまったほうがいいでしょう!
また、そんな繁殖を抑える方法があります!
- 竹の根っこ部分、深さ50㎝ほどを壁で囲う方法:コンクリートの平版などしっかりとしたもので囲うと良いです。
- 大きな鉢植えを埋め込みそこに竹を植える方法
根元の部分の囲いがないと、隣の庭にまで繁殖してしまう恐れもありますので注意が必要です。
竹は、こまめにメンテナンスすることで美しさを保ちます。
そして、見た目の印象、バランス、好みで剪定は変わってきますので、放置せずに、いつまでもキレイな竹を維持できるよう、しっかりとしたメンテナンスを心がけましょう!
竹の剪定に関するまとめ
「竹の剪定ってどうやるの?剪定時期や剪定方法・メンテナンスなど総まとめ!」についてお届けしましたが、いかがでしたか?
竹はあると美しいですが、放置してしまうとどんどん成長し、繁殖し大変なことになります。
見た目が美しい分、手入れもこまめに丁寧にすることで美しさは維持できるのです!
人間もそうですが、キレイを維持することって手を抜いたらいけないんですね(笑)
また、観賞用に関しては、剪定方法に決まりは特になく、その人の好み、センス、バランスでとっても素敵なものに仕上がりますので、楽しんでやってみて下さい!
竹のみではなく、竹の葉から透けて見える空や周りの植物とのバランスをよく見て行うことで、とってもステキなお庭になるはずです!
最後まで、お読み頂き、ありがとうございました。
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