建材としてのヒノキ!古くから愛されるヒノキ材の秘密に迫ってみた!
日本における建築材の代表といえば、やはりヒノキを思い浮かべる方も多いでしょう。
古くから、神社仏閣だけではなく、木造建築に用いる木材として有名なヒノキです。
家を建てたいと考えた時に、ヒノキを使った家に憧れる方が、多いのもうなづけますね!
現代でもヒノキは、とても人気のある建築材の一つです。
その人気の秘密に迫っていきましょう。
やっぱりすごかった!ひのきの魅力
建築材で利用する木材とは。。
- 安定性が高い事
- 加工しやすい事
が重要です。
しかし、どれだけ安定していて加工が容易だったとしても、耐久性が低かったり、すぐに、朽ちてしまっては意味がありません。
その点でヒノキは。。
- ヒノキチオール
- フィトンチッド
と呼ばれる成分が含まれており、抗菌性や防虫性はもちろんのこと、その香りもまた、人々を惹きつける魅力となっているのです。
近年、たびたび話題になるシックハウス症候群についても、原因物質を吸着する性質が高いとされています。
ヒノキは、アレルギー体質の方にも、負担が少ない建築材と言えるのではないでしょうか。
ヒノキは、建築材としては、高価な部類かもしれません。
しかし、選び方によっては、お求めやすい価格となる事もありますので、一度、ご検討をしてみるのも良いかと思います。
皆さんが知っているあの建物もヒノキなんですよ!
建築材として、利用されてきたヒノキの歴史は古く、法隆寺や清水寺の建築材としても、とても有名です。
また、歌舞伎などの伝統文化においても多く利用されます。
強度的な面から見ても、曲げ木や圧縮によって、耐久性が増強される事はヒノキの特徴の一つです。
1000年以上も前から、神社仏閣に限らず、様々な建造物に用いられてきたヒノキは、現代においても未だに、建造物として保っている物がいくつも存在します。
また、新規の建造物に対しても、ヒノキは、非常に重宝されており、例えば。。
ヒノキって建材として、どこの部位に使われることが多いの?
ヒノキの家をイメージした時に、いったいどの部分にヒノキを用いるのが一般的なのか、想像するのは、難しいと思います。
ヒノキは。。
- 家の土台
- 骨組み
- 柱
- 床板
まで、非常に多くの部位で使用することが可能です。
家の内部をはじめ、テーブルや浴室まで、様々な場所で活躍することが出来る木材でしょう。
幅広い用途に用いる事の出来るヒノキですが、一般家屋に用いられるヒノキは、海外から輸入された材も多く、高級建材のイメージとは裏腹に、比較的、お求めやすい価格帯のヒノキ建材もあります。
ただし、木曽ヒノキなどの高級材をふんだんに用いた家ともなれば、その価格はどうしても高くなってしまいます。
とは言え、やはり、人気のヒノキの家🏘
ヒノキのシロアリ被害や虫除け、防虫についての記事もございます。
是非、これから、ヒノキを使った家を建てたいと、お考えいただいている方には、特に参考になるかと思います⇩
建材としてのヒノキのメリットは?
ヒノキは、耐久性が高いことが特徴の一つです。
私たちにとっての家は、一生を共にするくらい、長く付き合っていくものですね。
その点で、ヒノキで作られた家は、その耐久性の高さから、私たちが住み続けても、いつまでも若い姿を保ってくれるでしょう。
また、抗菌性や防虫性の高さは、家の劣化を防ぐことに繋がります。
湿度を、私たちの過ごしやすい状態に保ってくれることも、ヒノキを用いるメリットと言えるのではないでしょうか。
建材としてのヒノキのデメリットは?
古くから、建築材として重宝されてきたと言うことは、欠点らしい欠点があまりない、オールラウンダーともいえるヒノキです。
あえて、デメリットとして挙げるならば、優れた建築材だけに、価格が高くなる傾向があることでしょうか。
先ほど書いた通り、例えば、国内産の高級なヒノキをふんだんに使えば、それは、非常に高い価格となってしまいます。
しかし、外国から輸入されたヒノキを使用することで、価格面では、だいぶ、抑えることができます。
他に、デメリットとして考えられることは、ヒノキ特有の香りでしょうか。
ヒノキの香りを、嫌なにおいと思う方もいるかもしれません。
しかし、ヒノキのにおいは、削り出しのメンテナンスや、やすり掛けなどを行わなければ、自然と薄れていきます。
ヒノキ材を建築材に用いるデメリットをあげるには、難しいかもしれません。
もし、デメリットが多ければ、これほど古くから建築材として、重宝は、されてはこなかったはずですね。
そして、ここで、そもそも、ヒノキってどんな木なのかが気になってきませんか?
そんなヒノキについて、もう少し、詳しくみていきましょう。
そんな記事がこちらです。
是非、この機会にご一緒にお読みくださいませ⇩
建築材としてのヒノキに関するまとめ
いかがでしたでしょうか!
建築材としてのヒノキについて話を進めてきました。
やはり、ひのきの家は、多くの人を惹きつけるだけの魅力があると感じて頂けたでしょうか。
特徴の一つ一つを取ってみても、歴史に裏付けられた優れた能力がある訳です。
一説には、「千年保つヒノキ建築」と言われるまでに、耐久性の高いヒノキの家です。
長く保つからこそ、しっかりと選んで、末長い、良い付き合いをして行きたいものですね♪♬♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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