桧集成材のメリットとデメリット!お手入れ方法などを徹底調査!
桧の集成材は、どんなものに使われているかご存知でしょうか?
桧無垢材は、高級木材として有名ですが、桧集成材は、桧無垢材よりは安価なものになります。
「桧を使いたい」でも、「予算が気になる」こんな場合は、集成材を使うことをお勧めします。
そして、集成材の場合のメリット・デメリットはなんなのか?などの詳細も調べましたので、参考にしていただければと思います。
桧の集成材のお手入れ方法や、どんな家具に使われているのか、そもそも集成材とはなんなのか?
疑問に思うことを徹底調査しました!
それでは、「桧集成材のメリットとデメリット!お手入れ方法などを徹底調査!」を最後までご覧ください。
そもそも集成材ってどんなもの?
集成材とは・・・
「集成」という言葉を辞書で引いてみました。
意味は、たくさんのものをまとめあげること。また、まとめたもの。
といった意味があります。
集大成ともいうそうですが、木材も同じように、挽き割った板材を接着剤で貼り合わせたものをいいます。
集成材が、普及し始めたのが、100年ほど前にドイツで使われていたそうです。
そして、日本に入ってきたのが、まだ十数年。
まだまだ、日本で使われた歴史は、浅いですね。
そして、無垢材ではなく、集成材が使われ始めた理由は!
- 無垢材の柱や梁を乾燥させるより手間がかからない。
- 寸法変化が少ない
- 板材なので無駄にする部分が少ない
- 扱いが簡単
このような理由があるそうです。
昔の人が、知恵を絞って作りあげたものなんですね!
桧集成材はどんな家具に使われているの?
桧の集成材が使われている家具は、どんなものがあるのかをご紹介します。
- 桧すのこ (無垢材と集成材を使用)
- 折りたたみ式ちゃぶ台
- 子ども用の収納棚
見た目では、無垢材と集成材の違いがあまりわかりませんね。
しかし、こちらの家具は、桧の集成材でできています!
桧集成材にはどんなメリットがあるの?
桧集成材のメリット
- 品質の安定性
- 無垢材と違い扱いやすい
- 強度が高い
- 無垢材よりも安価
集成材は、無垢材と違い安定性が高いことが大きなメリットとして挙げられます。
集成材は、加工する前に木材と選別して、板を接着剤で貼り付けているため、ばらつきがなく、大きさ、色味などを統一することも可能です。
そして、品質が安定しているということは、扱いやすいということにも繋がりますね!
無垢材の場合は、木材によって、形や強度など、多少ばらつきが出てしまいますが、そういう心配は少なくなります。
集成材自体が丈夫にできているため、使う人の腕によって、仕上がりが変わるということもなくなります。
桧無垢材の場合は、使う場所により、強度が変わってきますが、桧集成材の場合は、組み合わせる木材の強度を合わせることにより、強度が増してきます。
また、無垢材は高級木材なので、とても高価なものになりますが、集成材の場合は、無垢材よりも、安価なため、使いやすいのではないかと思います。
桧を使いたいけど予算が・・・という方は集成材を使うのもありだと思います!
桧集成材にはどんなデメリットがあるの?
桧集成材のデメリット
無垢材との違いで集成材は、加工している木材です。
そのため、集成材は、加工しているため、天然木材としての調湿効果・断熱効果はなくなります。
しかし、集成材と言っても元は木なので、木材としての木の温もりは十分に感じることができます。
桧に限ったことではないのですが、集成材には接着剤が使われています。
住宅に使う集成材の場合、ホルムアルデヒドが出る接着剤を使用していたこともあり、シックハウス症候群の原因になるという社会問題となりましたね。
シックハウス症候群とは:建材、塗料、家具などから発生するホルムアルデヒドなどの揮発性有機化学物質による室内空気汚染によって引き起こる病気や症状のこと。 |
しかし現在では、集成材による安全基準が設けられ、ホルムアルデヒドを使わない集成材が使用されています。
桧集成材のお手入れ方法は?
通常のお手入れとしては、水で濡らししっかりと絞った布で拭き取ること。
もし、目立った汚れがあれば、希釈した中性洗剤でしっかりと絞った布で拭き取りましょう。
それでも取れないしつこい汚れは、ぬるま湯で抜き取ってください。
中性洗剤を使用した場合は、最後に必ず乾いた布でしっかりと拭き取りましょう。
シミになるようなコーヒーやケチャップなどの汚れは、すぐに拭き取ればキレイになります。
放置してしまうと、シミになってしまいますので、すぐに拭き取りましょう!
早めの対処が大切です!
こちらの記事では、桧集成材のメリット・デメリット・お手入れ方法をお伝えしていますが、あわせて桧無垢材のメリット・デメリット・お手入れ方法を書いた記事もございます。
一緒にお読みいただくと、さらに桧についての知識が広がり、桧に愛着が湧いてくるのではないでしょうか~
桧集成材についてのまとめ
桧集成材のメリットとデメリット!お手入れ方法などを徹底調査!についてお届けしましたが、いかがでしたか?
桧の集成材は、桧の無垢材よりも安価で、DIYなどでは使いやすいのではないでしょうか!
桧の木材としての香りや、木の温もりは残っていますので、集成材でも桧を感じることができます。
そして、形の狂いや硬さなどが安定しているので、素人でも扱いやすくなります。
家にいることが多い今の時期は、おうちでDIYをして、簡単リフォームやお部屋の模様替えなど、気分転換になりますし、楽しいですよ。
是非、桧の集成材を使ってDIYをしてみてはいかがでしょうか!
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
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