ヒノキ 床材の特徴・メリット・デメリット・お手入れ方法などを総まとめ

2021年5月5日

ヒノキは、ヒノキ科の針葉樹で、日本特産種で、

  • 本州中部
  • 四国
  • 九州
  • 屋久島

などに分布する、日本では非常になじみの深い木材です。

ヒノキの特徴としては。。

  • 耐水性が高い
  • 耐久性が高い
  • 加工しやすい
  • 狂いが少ない

フィトンチッドにより防虫・、消臭効果リラックス効果などがあり、そのため古くから人気のある木材です。

伊勢神宮をはじめとした、多くの有名社寺仏閣建築に用いられたり

  • 造作材
  • 建具材
  • 家具材
  • 曲物材

など幅広く利用され、浴槽に利用したヒノキ風呂も有名です。

今回は、そんなヒノキの床材(フローリング)としての魅力をご紹介したいと思います。

最後まで、ぜひ、お読みください。

Sponsored Link

ヒノキフローリングの特徴ってどんなの?

ヒノキのフローリング材としての特徴は。。

  • 耐水性
  • 耐久性

に優れ、色は明るめで、経年変化により飴色に変化します。

表面は、比較的柔らかいので、足に優しく心地いいです。

また、、ヒノキの無垢材は、接着剤などの化学物質を使っていないので、安心して使用でき、フィトンチッドとよばれるヒノキ独特の香りには、リラックス効果があると言われ人気が高いです。

Sponsored Link

ヒノキフローリングのメリットって何?

ヒノキのフローリング材のメリットは、まず、耐水性耐久性に優れていることです。

ヒノキ無垢材のフローリングは、合板フローリングなどのように、はがれなどの劣化がないため、基本的に張り替える必要がなくなります。

合板とは、無垢材とは違い、丸い原木を薄く切り、その木目が交差するように、数枚の木材を重ね合わせて作った木材のことを言います。

ヒノキ合板のメリットは、強度が増して、使いやすい木材へと変化することです。

合板にもいくつかの種類がありますし、特徴などもあります。

ヒノキ合板もたくさんの用途に使われていますので、「ヒノキ合板とは?種類・特徴・用途などを徹底調査!」の記事もぜひ、一緒にお読みになり、ヒノキについての知識を深めてください⇩

 

ヒノキの無垢フローリングは、最初は白っぽい見た目ですが、経年変化により少しずつ、綺麗な飴色になっていきますので、味わいのある経年変化が楽しめます。

ヒノキなどの無垢材のフローリングは、断熱性が高く、調湿作用により、足触りも良いので、一年を通して快適にすごせます。

また、ヒノキ独特の香りは、多くの人に好まれ、気持ちをリラックスさせる効果があり人気です。

Sponsored Link

ヒノキフローリングのデメリットって何?

ヒノキの無垢フローリング材のデメリットは、他の無垢材と同様に、調湿効果により、水を含むことで膨張し、反りを起す場合がありますので注意が必要です。

ヒノキの無垢フローリング材は、柔らかくクッション性がありますが、柔らかいために、傷がつきやすいので、重いものや硬いものを落としたりすると、傷や跡が残ったりします。

ヒノキは、「火の木」とも言われるほど、油分が多いため、塗料が難しいので、着色タイプのフローリングには不向きです

価格は、合板フローリングよりは高く、無垢材の中でもやや高価なフローリング材になります。

ヒノキの無垢フローリング材は、量が必要なので、価格は重要ですが、節の量などで、ランクが変わりますので、予算に合わせて調節しましょう。

また、無垢材は、床暖房に対応しているものが少ないため、床暖房にする場合は比較的高価になります。

Sponsored Link

ヒノキフローリングのお手入れ方法は?

ヒノキ無垢のフローリング材は、定期的にお手入れすることで、独特の風合いを長く味わうことができます。

普段のお手入れは。。

  • ほうきではく
  • フロアモップでのお掃除
  • 雑巾の乾拭き

大丈夫ですが、大掃除や目立つ汚れが付いた場合は、固く絞った濡れ雑巾でふき取り、最後に乾拭きをして仕上げましょう。

また、年月とともに頑固な汚れや傷や染みなどがてきますので、目の細かいサンドペーパーで削った上で、表面塗装に合わせてオイルやワックスなどを塗って仕上げましょう。

そもそも、古くから、多くの有名な社寺仏閣建築に使われてきたヒノキって、どんな木なのでしょうか。

ヒノキの種類や特徴などもまとめた記事が、ございますので、ぜひ、一緒にお読みになり、ヒノキ博士になってください(笑)⇩

また、建材として使われてきたヒノキのルーツに迫ってみましたので、こちらの記事もぜひ、目を通していただけると、ヒノキについて、さらに、愛着が増してくると思います。⇩

ヒノキフローリングについてのまとめ

今回は、スギとともに日本で最もポピュラーなヒノキの床材(フローリング)としての魅力について紹介しました。

ヒノキ材は、日本では、最高品質の建材として古くから様々な用途で親しまれ、その耐久性は、現存する古い有名社寺仏閣や発掘された遺跡などからもよく分かります。

ヒノキの無垢フローリング材は、やや高価になりますが、耐水性、耐久性が高いため、張り替えや修繕の必要がほとんどないので、長期間使うことを考えればおすすめだと思います。

美しい見た目、味わいのある経年変化、木の温かみを感じる肌触りの良さと柔らかさ、また、独特の香りなど、国産材として、最高クラスのフローリングでゆったりとした時間を過ごしてはいかがでしょうか。

最後まで、お読みいただきまして、有難うございました。

Sponsored Link

木材

Posted by MOhkubo