ひのきのお香・オイル・枕!そして棚などヒノキの使い道を徹底研究!
ひのき、ヒノキ、檜、桧……。
聞いた事はもちろんあるし、きっとどこかで見た事もあるでしょう。
しかし、「ひのきはどんな物に使われているの?」
と言われても、いまいちピンと来ないですし、なかなか思い浮かばないものです。
もしかして、それほど身近な物ではないのでは?
いいえ、そんな事はありません。
ひのきはとても身近な存在です。
実は、ひのきを使った製品は、かなりたくさんあるのです。
定番製品からちょっとした変わり種まで、ご紹介していきたいと思います。
ひのきの香りを再現したい!そんな方法ってあるの?
「ひのき」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、あの香りではないでしょうか。
落ち着いているのにどこか清々しい香りは、日々のストレスを忘れさせてくれます。
ひのきの香りを、手軽に取り入れられるアイテムとして。。
- お香
- オイル
があります。
お香は、線香タイプとコーンタイプがあるので、好きな方を選択して大丈夫です。
線香タイプ
均等に香りが立ちますが、コーンタイプよりも灰が広範囲に落ちます。
コーンタイプ
小さな香皿さえあれば使えますが、線香タイプよりも香りが強い傾向にあります。
オイルタイプ
ひのきオイルは、ディフューザーやアロマポットといったアロマテラピーグッズを使う他、ティッシュに垂らしたり、お湯に垂らすなどして、香りを楽しむ方法があります。
香りが消えてしまったひのきの香りを、復活させる事にも使える、優秀アイテムです。
ひのき枕でリフレッシュ!ひのきは枕にも使われてるって知ってた?
ひのきの香りを味わいながらも、機能性も兼ねているならば、きっと、使い勝手もいい事でしょう。
毎日、誰でも寝るからこそ、皆さんもお気に入りの枕があるのではないでしょうか。
枕が、変わると寝られない!という声を聞くほどに、枕についてはこだわりがある方も多いかもしれません。
低反発枕や、そば殻枕など、枕の種類はたくさんありますが、ひのき枕という物を聞いた事はあるでしょうか。
枕の中に細かくしたひのきをいれている枕はこう呼ばれる事があります。
細かさも製品によって異なるために、ご自分の感触にぴったりと合う枕を見つける事が出来るかもしれません。
汗を吸収したひのきは、天日干しによって乾燥させる事ができます。
また、においが気になる場合には、オイルで消臭することも出来ます。
一度使うと、手放せなくなるアイテムかもしれません。
ひのきの香りの関連記事です。↓↓
また、ヒノキのアロマ!自分にあったアロマグッズの見つけ方の記事がこちらです⇩
ひのき材ってどんな家具に使われているの?⇩
国土の多くが森林地帯な日本は、天然林だけではなく、人工林も多く存在します。
自然の資源を活用して、古くから木造建築や木工製品が多く作られてきました。
日本の木材資源として、代表的な種類には、ひのきやスギがあります。
近年では、「花粉症問題」や「土砂崩れ問題」なども取沙汰されますが、ひのきやスギは、昔から、重要な木材資源である事に、間違いありません。
ひのきは、30m~50mを超えるほどに成長する木材です。
大きく育つという事は、大きな板がたくさん採れるという事です。
安定して大きな板が供給されるからこそ、ひのきは色々な大物家具などに重宝されるのです。
比較的お求めやすい価格で、かつ供給が安定している木材なので。。。
- タンス
- 棚
- ダイニングテーブル
などに多くつかわれています。
例えば。。。
- ローチェスト
- 棚
- ダイニングテーブル
更に、ひのきの特徴として、肌触りの柔らかさや香りの良さも好まれる理由の一つです。
キメがとても細かいので、テーブルなどに、醤油やソースをこぼしても、ふき取るだけで、色素が内部にしみこむことは、ほとんどありません。
ちょっとした汚れは、消しゴムで簡単に落とせます。
もし、マジックや墨などがついた場合にはメラミンスポンジも有用です。https://yourmystar.jp/relivers/melamine-sponge-2/
ウッドデッキにもヒノキって適正なの?
最近では、DIYでウッドデッキを用いたガーデンを作る方も増えてきています。
さまざまな木材が、ウッドデッキに用いられるようになってきました。
ウッドデッキに用いられる木材として人気が高いのは。。
- 産出量が多い
- 節が少ない
- 大きな板が採りやすい
そんな木材が、高い人気を誇っています。
一般的に、ウッドデッキには、俗にいうハードウッド(堅木)が使用される事が多いでしょう。
例えば。。
イペ材
広葉樹。ブラジル・ペルー等アマゾン川流域に生育する耐久性に優れた代表的なウッドデッキ材です。
ウリン材(ビリアン材)
東南アジアで、最も重硬かつ耐朽性が高いといわれているハードウッドデッキ材です。
現地では、家の外壁や桟橋などに使われ、100年腐らないといわれています。
ジャラ材
オーストラリアで産出される木材です。
伐採・植林がオーストラリア政府により、管理されています。
ユーカリの一種で、脂分が多く、つややかな仕上がりになるため、オーストラリアでは、家具のほか、化粧材にも使用されています。
以上の木材は、高いウッドデッキ適正を持っています。
その点、ひのきは、耐水性が、高い木ではありますが、無垢材として、そのまま風雨に晒される使用方法は厳しいです。
しかし、ひのきは、防虫加工・防朽加工など、塗装を含めた加工がしやすいというメリットがあります。
ひのきは、加工がしやすいですが、硬くて加工がしにくい、しかし、アロマ効果のある甘いかおりをだす木材に、パロサント材という木材があります。
あまり、馴染みのない名前かと思います。
しかし、希少価値があり、香木としても知られています。
是非、パロサント材という木材についての記事もございますので、ご一緒にお読みくださいませ~⇩
心材(木の中心に近い部分)の耐朽性が高く、湿り気にも耐えうるひのき材は、世界でもトップクラスの良材です。
防腐防蟻加圧注入加工をすることで、簡単には、腐らない木材となるので、ウッドデッキには最適になります。
電動工具や機械、手道具での加工が簡単なので、木工経験が少ない人でも、容易に加工が可能です。
ひのき材は、価格的な面も含めてウッドデッキ材としての選択肢には入ってくるでしょう。
同じように、ウッドデッキ材として使われる木材に「ウリン材」があります。
ウリン材についての記事もございます。
ここで是非、一緒にお読みになり、木材についての知識を広げていただければ、幸いです⇩
ひのき材の使い道についてのまとめ
肌触りや、香りが特徴といえるひのきです。
赤ちゃんや小さなお子さんが遊ぶ際にも、なるべく天然に近い無垢材で、遊ばせたいと考える親御さんも多いようです。
誤って、お子さんが口に入れてしまっても、安全な方が安心ですよね。
そんな点からも、ひのきで作られたおもちゃの人気が上がっているそうです。
ひのきで作られた知育玩具も、多く登場しています。
遊びながらも、ひのきの香りを楽しんで、子供たちの健全な成長を見守るアイテムとして評価されていくかもしれませんね。
香りが良いだけでなく、木材として安定して手に入るというメリットをあわせ持った「ひのき」。
生活に馴染みやすいからこそ、今日まで様々な製品に利用されてきたのでしょう。
広げてみると、どこまでも行ってしまいそうな、ひのきの世界!
一度、ひのきに触れて、その魅力を感じてみませんか。
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